こんにちは、いぬにしです。
「開けゴマ!」扉を開けるこの呪文をご存知の方は多いのではないでしょうか。
呪文、つまり音声コマンドによる鍵の開閉、これ実はもう誰でも手軽に自宅の玄関に導入できるのです。
それを実現してくれるデバイスがスマートロックです。
スマートロックとはスマートフォンのアプリやSiri、Googleアシスタント、AlexaなどのAIアシスタントなどから操作を行い自動で扉の鍵の開閉を行うデバイスです。
Qrio Lock、 SwitchBotロック、SADIOTロックなど後付け可能なスマートロックが近頃増えてきています。
私は以前からCandy Houseから発売されているセサミシリーズのセサミ miniを使用していましたが、徐々に不調になっていき、最終的には全く動かなくなってしまったため、最新のセサミ4へ買い替えました。
そこで今回はセサミにできることと、新モデルのセサミについて旧モデルからの変化と実際に使用して感じたことをレビューしていきたいと思います。
セサミでできること
セサミでできることですが、下記が挙げられます。
- スマホアプリからの鍵の開閉
- AIアシスタントによる音声コマンドでの鍵の開閉(Googleアシスタント、Siri、alexaに対応)
- NFCタグによる鍵の開閉
- QRコードによる鍵のシェア
- 鍵開閉履歴の確認・アプリ通知
- 鍵のオートロック
- スマートウォッチ(AppleWatch、wena3)での鍵の開閉
- インターネットを経由した遠隔操作による鍵の開閉※セサミ本体とは別途WiFiモジュールが必要
- スマホ位置情報での手ぶら解錠※セサミ本体とは別途WiFiモジュールが必要
スマートロックに欲しい機能としてはほぼ揃っていると思います。
サムターンの鍵に設置可能で、サムターンの幅やの高さに合わせて幅広く調整できるため、多くの鍵に対応しています。
設置する際はドアと本体を両面テープで接着させます。接着力は強く落ちる心配はありません。
外す際も跡が残りにくいため賃貸物件でも導入に問題はありません。
すべての機能を使用するにはWiFiモジュールを別途購入する必要があります。
外出先から鍵の状態を確認したり、家族が帰宅・外出したか確認したい場合は購入を検討したほうが良いと思います。
私が所有しているwena3というスマートウォッチにおいても鍵の開閉が可能になっています。
手元で鍵の開閉ができるのは非常に便利です。
私が感じた旧モデルとの違い
Sesami OS2への進化により操作レスポンス速度向上
セサミ miniからOSが進化しています。
これにより使用するアプリも変更になりました。
この新しいアプリですが、以前のものよりシンプルになり扱いやすくなったように感じます。
また、このOSの進化の恩恵か鍵の開閉のレスポンス速度が大幅に向上しています。
以前はアプリでの解錠操作を行ってからドアの前で待ちぼうけをすることが多かったのですが、セサミ4ではそのようなことが減りました。
私は普段、Siriショートカットでセサミを解錠しているのですが、このSiriショートカットでの解錠もレスポンスは速いです。
レスポンス速度向上だけでも旧モデルから買い替える価値はあると感じました。
位置情報による手ぶら解錠の精度は上がったが。。。
セサミ miniでも自宅に近づいたことを位置情報で検知して鍵の側に接近すると自動で鍵を解錠する手ぶら解錠の機能がありましたが、反応しなかったり少し離れた場所で解錠されてしまう(マンション1階にいるときに2階の自宅の鍵が開いてしまう)ことが多くあまり使用していませんでした。
それがセサミ4では精度が向上しておりベストなタイミングで解錠されるようになりました。
これにより鍵を出す必要どころかスマホを操作する必要なくドアを開けることができます。
しかし、この機能を使用するにはスマホ上でセサミアプリを待機状態で常駐させる必要があります。
アプリを常駐させることは良いのですが、手ぶら解錠をONにしているとかなりスマホの電池を消耗します。
手ぶら解錠の精度向上のために致し方ないとはいえ、スマホの電池切れリスクになるためアプリは常に落としており、現状手ぶら解錠は使用していません。
私が今使用しているスマホはiPhone 12 miniで電池容量が少ないため、電池容量の大きいスマホに買い替えた際には有効活用したいと考えています。
鍵の開閉がよりスムーズに!
私が使用していたセサミ miniでは購入してから1年ほどで施錠が失敗することが増えていきました。
2,3回行えば施錠できていましたが時間がかかってしまい不満でした。
それがセサミ4にしてからは以前よりかなりスムーズにサムターンを回すことができています。
解錠・施錠に失敗することは今のところありません。
セサミ miniが不調になる以前よりスムーズに動いている印象ですので安心感があります。
本体サイズや構造は全く変わっていないのですが、先述したソフトウェアの進化だけでなく、ハードウェアの進化も感じました。
耐久性が向上されていることに期待!
セサミ miniは1年と数ヶ月使用し、最終的に完全に鍵が動かなくなりやむを得ず処分をした経緯があり耐久性に難があると感じました。
宅配業者や工事業者など自宅に来る第三者がサムターンを回す際に変に力を加えてしまい劣化が早まった可能性はありますが、、、
長期間使用しなければ耐久性については比較できませんが、ハードウェアも進化していますので耐久性についてもセサミ4では向上しているのではないかと期待しています!
もし壊れたとしても4,980円と格安なので数年耐えてくれれば御の字です!
まとめ
今回はスマートロックの買い替えレビューということで旧モデルとの比較をメインに記載しましたが、まだまだスマートロックを使用している方は少数派かと思います。
スマートロックを使用する利点やコスト的にも構造的にも導入しやすいことなどもっと浸透することを願っています。
自宅の鍵が勝手に開くなんてロマン溢れることが簡単にできてしまうのですからいい時代になったなぁと感じています。
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